ビートルズのCDをレンタルしようと決意した中学1年の僕。
それは一大決心であり、ビッグイベントだった。
その当時、90年代のJーPOPシーンってすさまじく魅力的で、
とにかく人気があって、クラスメイトとも共通の話題でもあった。
洋楽ってのは真逆で、「え、何それ、知らない」と言われる世界なわけで。。
洋楽を好きと言っても、友達と会話出来るジャンルではないし、
話も広がらない。
逆に「え、今ミスチルの話をしてんのに、なんで分けわからん洋楽の話してくんの?」となるのだ。
楽しいクラスメイトとの会話を即時終了に追い込ませる「負のエネルギー」を充満させたヤバイ音楽が「洋楽」だったんだ。
中学1年生の僕はビートルズに挑戦しようとしていたけど、
「これに詳しくなってもD君とだけしか話せないな、、」
と思いつつも、
近所のレンタルCD屋の洋楽コーナーで「ビートルズ」を探し始めて、
ビートルズをのコーナーを発見したけど、
その当時の第一印象は、
「ビートルズってなんか他のバンドより置いてある作品が多いぞ、やっぱすごいんかこいつ等」って感じだった。
そして、
「ビートルズ、、っていっぱいCDアルバム置いてるけど、一体どれを借りればいいの?」
とめちゃくちゃ迷った事を覚えている。当然だ。
今みたいにネットで検索できないし、本当にジャケットの第一印象に賭けるしかないって感じだった。
そんな訳のわからない状態で選んだ作品が「青版」。
「青版」、、なぜかそれを選択したのかも分からない。
当時のレンタルCD屋のコメントポップなんかの影響なのかも覚えていない。
「青版」を借りて自宅で聴いた。
その時の僕は中学1年生の冬。
感想は、、、
「暗い歌多いな、何これ、、辛気臭い」
だった。
それは明確に覚えている。
そして、1回聞いただけで、2回目は聴かずに返却した。
それがビートルズとの最初の出会いだった。
当時の僕はアメリカンオールディーズみたいな明るくてポップな曲調が好きだったので、ビートルズも昔のバンドだから明るくてポップな曲ばかりだと思っていた。
それが見事に裏切られたので変な感じになってしまった。
今になって思うと、なんで「赤盤」いっとかんかったんかな~と不思議だし、
アメリカンオールディーズみたいな曲が好きなら、
「赤盤」とか「プリーズプリーズミー」なんかを選ぶだろって感じもするけど、
それが当時の選択だったんだね。
当時は月のおこずかい1500円程度で、レンタルに450円くらいかかったので割とダメージがでかかった事を覚えている。

