ビートルズ中期の中の後半の作品について

ビートルズはコンサートを常時行っているバンドで、世界初の球場ライブも行っている。

アメリカのシェイスタジアムでのライブはその後の球場ライブという流れを作ったのはよく知られている。

シェイスタジアムは収容人数6万人弱の大きなスタジアムで、ここの芝生のところにも観客が入ると一体何人になるんだろう、、

考えただけでも恐ろしい人数。

当時のギターアンプなどは今とは比べ物にならないくらい貧弱だったみたいで、

今のような鮮明に音が聴けるような状況ではなかった、、とよく当時のインタビューでの証言が残っている。

音を外そうが、何をしようが観客が絶叫するような状況に嫌気がさしたうえ、

全世界ツアーでは自由な行動も出来ないのでストレスもたまった事は想像が簡単だ。

そんなこんなで、

「俺たち、ライブやめるわ」

と宣言して、本当に作りたい音楽を制作することに全集中していくことになった。

それが、

Revolver、

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド、

マジカル・ミステリー・ツアー、

あたりだ。

特に67年のサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドは、

音楽史に残る傑作として語り継がれることになる。

私が初めて聞いた時は意味不明で何も良くないと感じていたが、

ビートルの初期から順を追って、このサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドにたどり着いたら、

創造性、実験的、、そしてアルバム自体が物語をもって曲がつらなる感じ、、、

これがコンセプトアルバムってやつか、、

意味がわかっていくと、

「ビートルズって、このへんからもうベートーベンとかモーツァルトのような領域に昇華してる?」

と感じた。

このへんからはもうロックバンドとは違う領域に入っていったのは間違いない。

ローリングストーンズとかビーチボーイズとか負けられないライバルも、

ゲロを吐きそうなプレッシャーでキャッチアップしていったと思うと、

この時代のロックバンドは本当に楽しいけど超絶ストレスとの闘いだったんだろうな~

と感じてしまう。

67年のリボルバーもビートルズの実験的音楽が始まったアルバムで、

ラストのトゥモローネバーノウズはテープ逆回しの先駆けで、超絶実験的な曲となっている。

ちょっと前までプリーズプリーズミーとか歌っていたポップなロックバンドとは思えない変化だ。

実験的なアルバムだけど全米、全英ともに1位を獲得しているし、当時のビートルズのとがった実験アルバムもすごいし、

それにキャッチアップしているリスナー、ファンもすごいの一言。

自分のしたい音楽を追及して、セールス面ががたがたと落ち込んでしまうバンドの方が多いし、

初期のファンに多く混じっていたはずのポップなラブソングが大好きな女性たちも、

どんどん尖って、ひげを生やして、ロン毛になって、若干あぶない雰囲気をかもしだしている、

ビートルズのアルバムを評価して、ばりばり購入している。

4人が天才といえばそれまでだけど、客のセンスもビートルズにある意味引き上げられる、、

そんな両サイドの幸せな関係が感じられる。

これが歴史に残るバンドたる由縁。

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